音活キロク:WILD WOOD TOKYO @ LINE CUBE SHIBUYA

みんなでフェスに参加してきました!

2025年11月6日の夕方、何か月かぶりの渋谷に、自分はいました。
というのも、この日はサークルメンバーの皆さんと一緒に、ライブ観戦をすることになったからでした!

今回、観覧したイベントは「WILD WOOD TOKYO」というイベントです。
渋谷駅近くの「LINE CUBE SHIBUYA」というホール会場で行われたこのイベントは、イベントタイトルの最後に「TOKYO」とあるように、東京以外の場所でも行われているイベントです。というか、東京以外の場所で行っているのがメインのイベントで、今回はその出張型として東京でイベントが行われた、という感じのようでした。

メインの方の WILD WOOD は中津川という場所で9月頃に行われている野外音楽フェスみたいなのですが、一応そのイベントの出張型ということなので、「WILD WOOD TOKYO」もちょっとしたフェスという感じのイベント構成でした。自分は、いわゆる「対バン」という形式のライブをほとんど見たことがないので、今回のイベントが「対バン」と呼ぶべきものなのか、「フェス」と呼ぶべきものなのか、細かいことはわかりません。いずれにしても、ひとつのステージ、ひとつのイベントの中で、複数のアーティストさんが時間を区切ってそれぞれ演奏をするというイベントでした。

注目の出演アーティストですが、以下の3組がラインアップされていました。

  • GLIM SPANKY
  • 神はサイコロをふらない
  • レトロリトン

ただし、当日はメンバーの体調不良が原因で、GLIM SPANKY さんの出演がキャンセルとなってしまい、他の2組のみでの敢行ということになりました。季節の変わり目は、やはり体調を崩しやすいので、気を付けないといけないようですね!

みんなちがって、みんないい。

3組しか出ないのに、そのうち1組がキャンセルとなると、イベント的には結構な影響だったのではないかなと思うのですが、当日はその分をレトロリロンさんの持ち時間を増やすことで解決していました。ただ、キャンセルの影響なのか、約2000人を収容可能なLINE CUBE SHIBUYAはやや空席が目立っている気がしました。全体の座席の30%くらいは空席だったかもしれません。

さて、この出演キャンセルですが、正直自分にとってはそれほど大きなダメージではありませんでした。というのも、自分は今回出演する3組については、どのアーティストさんのこともほとんど何も知らず、せいぜいアーティスト名をどこかで聞いたことがある、くらいだったからです。聞いたことがあるとすると、たぶんよくいくカラオケの「DAM channel」だと思います。その程度の知識だったので、今回のアクシデントはノーダメージでした。

今回は、自分にとっては「全く知らないアーティストしか出演しないフェス」だったわけですが、結局、すごく楽しかったです。楽器を自分で演奏するようになってからライブを見る機会というのは、これまでそれほど多くはなかったですが、演奏のいろんなポイントに驚いたり、感心したり、共感したり、納得したりできるようになった気がするので、ぜんぜん知らないアーティストさんでも、すごく楽しめました。

また、複数のアーティストさんを比較できるというのも、いいなと感じました。自分がよく知らない、かつ、この舞台に立てるくらいの評価を受けているアーティストさんの演奏を聴くということは、言い換えれば、世間的に同じくらい評価されている複数のアーティストさんを自分の贔屓目なしで解釈できる機会ということです。このグループは、どこが強みなんだろう、何が評価されているんだろう、とか、そういった目線で出演アーティストさんを比較してみると、それぞれがそれぞれの良さで評価されて、結果的に同じ舞台に立っているのだなということがよくわかりました。レトロリロンさんは、ボーカルさんの歌唱力がものすごく高くて、その歌声を中心に楽器隊がそれを邪魔しないように、それでいてちゃんとそれぞれの持ち味を出せるように、とても丁寧に楽曲を作っているのだろうな、ということを感じました。他方で、神はサイコロをふらないさんは、とにかく世界観というか独特の雰囲気で会場を飲み込む力がありつつ、楽器もそれぞれが非常に高いテクニックをこれでもかと言わんばかりに見せつけてくるようなパフォーマンスで、とても惹きつけられました。

こうやって、実際に見てみると、「じゃあ、GLIM SPANKY さんはどうだったんだろう」と気になってくるので、やっぱり出演キャンセルは自分にとっても実はとても残念なことだったのだな、と思えてきました。

ともあれ、ほんとうに楽しい時間を過ごさせていただきました!

みんなといっしょに、という楽しさ

今回のライブ参加が自分にとって新しかったのは、ぜんぜん知らないアーティストさんの演奏を聴くことができるということ以外にもいろいろありました。特に大きかったのは、「誰かと一緒に」という部分です。自分は普段、基本的に何をするにもひとりで行動することが多いです。ライブもこれまでは、ひとりで行くことがほとんどでした。なので、今回みたいに誰かと一緒にというのは、素朴にとても新鮮な感じがしました。

ステージが始まる前のワクワクを共有することが出来たり、曲の合間に何気ない感想を共有したり、そういう些細なことが結構楽しかった気がします。ひとりの「方が」とか、みんなと一緒の「方が」というような形では、なかなか言い切れない類のものだと思いますが、それぞれに違った楽しみがありますね。こんな形の体験ができたということだけでも、サークルの活動を始めてよかったな、と思うには十分だなと感じました。

ライブ終わりには、そのままみんなでお酒を飲みながら、それぞれがどんなふうに音楽を生活の中に取り入れて、どんなふうに音楽と一緒に生活をしているのか、あるいはそうしてきたのか、ということを、色々な角度からお話しました。楽器の演奏を通じて、職場での同僚との関係性の輪が広がっていったというお話や、自分の音楽が誰かの励みになっているというエピソードなど、「商業という文脈とは離れた世界の片隅で、自分たちが音楽をやることの意味」の本質的ななにかが垣間見えるような、そんなお話も聞くことができて、とても実りのある時間でした。

今後もまた、皆さんと一緒に、ライブなどの音楽に関するイベントに、参加できればいいなと思います。